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ミノキシジルを含む国内育毛剤

2019年12月15日
髪を梳かしている男性

ミノキシジルというのは、もともとはED治療薬を世界ではじめて販売したことでも名高いアメリカの医薬品大手・ファイザー社が、高血圧治療のための経口医薬品として開発していた成分です。
この成分は血管を拡張する作用があることから、頭皮の血管を刺激して薄毛を解消する目的でも効果があるということが後からわかり、薄毛治療薬として転用されたという経緯があります。
実際のところ、薄毛治療の目的で有効であると医学的にも認められている成分というのはほとんどなく、巷間ではびこっている薄毛対策をうたった商品というのは、栄養補助のためのサプリメントという域を出ていないものが多いものです。
ところが、このミノキシジルに関しては、薄毛治療のための有効性が認められている数少ない成分であり、例えば日本皮膚科学会の「男性型脱毛症診療ガイドライン」などでもそのことが指摘されています。
こうした貴重な成分であるミノキシジルは、いっぽうで血圧に関連した病気の人が服用してしまうと、他の医薬品との相乗効果で血圧が制御できなくなってしまうという副作用も想定されることから、市販薬として普及させるには国の承認に向けた高いハードルがありました。
これを国内でようやくクリアしたのが大正製薬のリアップという製品で、ミノキシジルを含む大衆薬としての国内育毛剤では唯一のものとなっています。
リアップはミノキシジル1%配合の育毛剤として、成分の濃度を大幅に少なくすることによって国の規制を突破したのですが、海外ではさらにミノキシジル成分を多く含むツゲイン10%のような育毛剤が出回っています。
ツゲイン10%は、文字通りミノキシジル10%という濃度を誇る育毛剤で、より強力な効き目が期待できます。
ただし、ツゲイン10%は強力であるために、1日塗布し忘れたからといって1回あたりの量を多くするようなことはせず、必ず用量を守るということが求められます。

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